ウイニングハンドとは
「ウイニングハンド」は、DMMGAMESが2017年12月15日に開発したトランプカードに描かれたキャラクターやモンスターを召喚して戦うポーカー型のTCGゲーム。
手札から召喚できるモンスターは1ターン1体だが、自分の手札でポーカーの役をそろえることでより強力な召喚獣を召喚させることができ、一気に勝利ができる仕様だ。
ゲームシステム
まずCPU相手に戦うクエストでは、マップの移動がルーレットの出目でマス目を進むすごろくになっていて、マスによってモンスターと遭遇してバトルになったり、コインや宝箱を獲得出来たり様々な違いがある。
バトルでは自分で編成したデッキを使用したカードバトルで、ポーカーとハースストーンを足し合わせたようなゲームになっている。モンスターを召喚して戦わせる一方で、手札でポーカーの役を揃えて召喚獣を召喚して一気に勝負を決める。
ただし召喚獣を一撃で倒せる7のカードなどがあるので、召喚獣を出せば絶対に勝負に勝てるわけではない。
手札
手札はガチャから手に入れるもので、通常のトランプと同じように52枚のカードとジョーカーを合わせた53枚で戦い、スペードやハートなどの柄と字札と絵札がそれぞれのキャラにある。
違うものがあるとすれば、キャラカードとマジックカードがありキャラカードはそのまま場に出すことができる。
マジックカードに関しては、キャラカードと同じように数字と柄はありますが、キャラを場に出す代わりに、「相手の字札に〇ダメージを与える」や「自分のユニット全体に〇回復」など回復やダメージを出すものが多い。
またレア度の高いキャラクターをガチャで引いてきたとしても覚醒させないとスキルを持っていないキャラもいるので、ただSRをガチャで出せばいい訳ではなくそれぞれキャラにどんなスキルがあるのかも重要になってくる。
召喚獣
手札の中には特殊カードとしてポーカーの役を完成させたときのみに召喚できる召喚獣が存在する。
召喚獣はワンペアやツーペアなど役として成立しやすいものでは、攻撃30、防御30とまだ何とか対処ができるキャラがいるが、役の難易度が上がるにつれて攻撃と防御の数値が上昇していきファイブカードなどを完成させたときには攻撃力100、防御力150など特殊なマジックカードでしか対処できなくなるレベルのキャラが出現してくる。
召喚獣は強力な助っ人ではあるが、カウンターされやすい特徴もあるので召喚するときは相手の手札をなるべく推測して召喚獣をカウンターできるような手札を持っていないことを確認した上で召喚することをおすすめする。
ゲームの所感と評価
ポーカーのルールとTCGをうまく組合せたおもしろいコンセプトのゲームだなというのが第一印象だが、ゲームとしては良い意味でも悪い意味でもかなり独特だといえるだろう。
まずウイニングハンドをプレイするうえで絶対に必要なことは、ポーカーの役を覚えることだといっても過言ではない。ポーカーの役を知らずにプレイした場合、ただトランプの札にキャラがついたカードで殴りあうだけのゲームになってしまい、召喚獣も出すことができずに面白さが半減してしまう。
肝心のカードを集めるためのガチャに関しては比較的に良心的だが、スキル持ちのキャラを引かない限りあまり意味はないので微妙なところだが、最高レアのSRは5枚中の1枚につき確率が20%ほどなので、最初に配られるダイヤでほぼ確実にSRを引くことは可能だろう。