OVERHITとは
「OVERHIT(オーバーヒット)」は全世界で人気を博したアクションRPG「HIT」を開発したNAT Gamesの新作RPG。
Unreal Engine 4で製作された美しいゲームグラフィックと共にHITで培った経験を元に本格的なターン制RPGを作り出してきた。
発売日は2018年5月29日で、発売日から急速にユーザーを増やしながら8月に入る頃には累計ダウンロード数は150万を超えている。
ストーリー
太古の魔神を復活させようとする”コンクレイヴ”とそれを止めようとする英雄集団「黒翼団」。
両者がぶつかり合った「サグバトの災禍」は黒翼団が勝ち、それぞれが無事に自分の世界に帰った50年後の物語。
バトルシステム
主な戦闘はターン制のオートバトルがメインだが、スキル発動などのタイミングはプレイヤーのスキルの見せどころの一つとなる。
各キャラクターにはスキルが2つ用意されていて、スキルを使えば数十秒はクールダウンに入ってしばらくスキルが使えなくなってしまう。
1つ目のスキルはダメージや敵に与える効果は限定されるが、クールダウンの時間などが短い方なので繰り返し使うことが可能になっている。
2つ目のスキルに関しては、専用のシネマティクなスキルになっており、ド迫力のアニメーションから繰り出される強力なスキルになっているがクールダウンは1つ目と比べてもかなり長くなっている。
属性
属性は主に5つ分かれており、他のスマホゲーでもおなじみの「火、水、風、光、闇」5つの属性だ。
敵のキャラにも属性が付与されており、キャラクターの属性との組み合わせを見ながら自分が有利になるような属性同士を当てるとダメージ量が増える。
討伐戦
フレンドやギルドのプレイヤーと一緒に強敵に挑むゲームモードです。
フレンドがいなかったりギルドに入っていないと遊ぶことができないのでクエスト終了後にフレンド申請を行い、ギルドなどにも入っておくといいだろう。
仲間同士でギルドを作ることによってチャットを楽しんだりフレンドとしてストーリーを協力したりすることなどができたりするので、本格的にゲームを楽しみたい人はギルドに入っておくと進める上で楽になる。
闘技場
闘技場は対人戦(PvP)において自分のパーティがどこまで本物のプレイヤーを相手に戦うことができるかを試すことができるゲームモードとなっている。
闘技場ではレーティングバトルが採用されていて、各階級のレベルの近い相手とバトルをして勝てばレードが増えて、負ければレートが下がる。
それによって、自分の階級やランキングが決まるバトルだが、対人戦だとコンピューターよりも人間味があるスキルの使い方をしてくるのでCPU戦に飽きたら是非試してみることをおすすめする。
ゲームの感想と評価
まず、OVERHITにおいて他のゲームと比べものにならないほどグラフィックの質が良いという点を上げたい。
Unreal Engine 4を使って一から作っているだけあって、使う端末によってはほんとうにスマホのゲームなのかと疑いたくなるようなグラフィックをOVERHITでは楽しめるだろう。
しかし全体的なゲームの内容を見たときに残念な部分が少なからずあり、1つはそのゲームプレイだが、繰り返しクエストの巡回をしているとどうしてもバトルが物足りなくなってしまう欠点があるように思えた。
なるべくプレイヤーに遊びやすくしようとした開発陣の気持ちが分からなくもないが、どうしてもバトルそのものが単調になってしまいもったいない印象がある。
2つ目はスキル演出などゲームのテンポが悪い所だが、これは人によって感じ方が変わって意見も変わることもあると思うのであまり深くは言わないでおこうと思う。
最終的な評価は良いところも悪いところもあるのがゲームであり一概には言えないが、類似したゲームで遊んだことがないひとにはストーリーとグラフィックだけでも十分楽しめるので他人の評価を気にせずにまず自分で遊んでみて欲しいと感じるところだ。